工事概要
埼玉県さいたま市岩槻区の高圧需要家様にて高圧気中開閉器(PAS)交換工事を行いました。この機器は家庭で例えるとブレーカーの様な役割を果たし、この機器が故障等で動作ができないと波及事故となり付近一帯が全て停電してしまうので注意が必要です。
電力会社・お客様と日程調整を行い、機器の交換を行いました。
更新工事

今回交換したのが電柱の上についている四角い箱です。
高圧受変電設備となる為、電力会社に電気を停めてもらい、取り外し作業を行いました。

新しい機器を取り付けます。
今回の機器は事故発生時にが電力側なのか需要家側なのかを判断して遮断する『方向性』というPASを使用しました。少し割高ですが構外での事故を検知して不意に停電することがなくなります。

電線の固定です
この先10年以上雨風にさらされるので外れたりしないようしっかりと固定します。

一緒に保護継電器の交換も行います。これが異常を感知し、開閉器へ遮断の指令を出します。

結線や固定・増し締め確認を2名で行い、間違いや不良の無いようにチェックします。
最後、電力会社の方に電線を母線に接続して頂き復電して完了となります。
電気を安全に使う為、定期点検を行いましょう。